当クリニックでは不妊治療専門クリニックとして、以下の高度不妊治療(ART)を行っております。
体外受精(IVF)とは、卵巣から採取した卵子を精子と一緒にして受精させ、培養の後に子宮に戻す治療です。
タイミング療法や人工授精の上位に位置づけられます。
体外受精(IVF)と同様体外で受精を行うのですが、体外受精(IVF)ではあくまで卵子と精子を一緒にした後は、自然に受精するのを待ちます。
顕微授精(ICSI)の場合は、顕微鏡を使って卵子の中に直接精子を注入します。一般的な体外受精(ふりかけ法)で受精しない場合や受精率が低い場合に顕微授精(ICSI)が選択されます。
当院では、紡錘体可視化レンズを使って、精度の高い顕微授精(ICSI)を行なっています。
*ICSIを行っても受精しない方の場合、次回の採卵周期にカルシウムイオノフォアで卵の活性化を行うことがあります。
採卵後、一般的な体外受精(ふりかけ方式)か顕微授精(ICSI)かを選択しますが、当院では一般的な体外受精(ふりかけ方式)を行なったあと5〜6時間後に受精の判定を行ない、受精していないと判断される場合に顕微授精(ICSI)を追加するレスキューICSIも可能です。
レスキューICSIの選択条件は医師と相談になります。
ERA検査とは体外受精において、胚移植を複数回行ってもなかなか着床しないという場合や、着床可能な時期を事前に知ったうえで胚盤胞移植を希望される場合に行われる検査です。
この検査により、患者さんの子宮内膜の着床可能な時期を評価することができます。詳しくはこちらでご案内しております。